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借金は金額がある一定の基準を超えてしまうと、効率よく減らすのがなかなか難しくなってしまいます。
借金が思ったように減らないと、気持ちが焦りますし、早くこの借金のプレッシャーから解放されたいという気持ちが日に日に強くなってしまうものです。
しかし、借金の金額が大きい場合は、1ヶ月や1年で一気に返済しようとすると気持ちが空回りして逆に失敗してしまいやすくなります。
ここでは、3年間でより効率よく一気に減らす方法についてお伝えしていきますので、是非、ご参考にして下さい。
金額が少なければ一括返済もあり
もし、銀行や消費者金融から借りている金額が、それほど多くなければ、一括返済するのも一つの選択肢だと思います。
また、返済日を決めて、「この日までに一括返済をしよう」と決めておいても、その日までにも利息が発生して、一括返済したつもりが残債が残ってしまうことがあります。
ですから、事前に、銀行や消費者金融のコールセンターへ連絡して、希望する返済日に完済するには、いくら支払えば良いのか確認しておきましょう。
金額が大きい場合は注意が必要
もし、借金の金額が少ない場合は、期間限定という形で、少し無理をしながら節約をしたり、副業などのダブルワークで短期決戦の勝負をしたりすることもできます。
しかし、借金が200万、300万円と膨らんでしまっている場合は、一気に返そうとすると逆に空回りしてうまくいかない可能性が高くなります。
実際、200万円の借金を1年で一気に返そうとすると、毎月約18万円ずつ返済しなければならなくなってしまいます。
もちろん、中には、副業という形で、借金300万円を半年で一気に返済した方法を実践できる人もいます。
しかし、そういった方法で借金を返せる人達はほんのごく一部です。
この方法なら借金を一気に減らせると思って、結果的に失敗するとショックを受けたり、諦めの気持ちが湧いて来て逆に借金が増えたりしまうケースもあるので、ご注意下さい。
債務整理なら借金を一気に減らせる
ただ、普通の人でも借金を一気に減らせる方法があります。
それが債務整理というやり方です。
例えば、債務整理の中の任意整理という手続きであれば、弁護士や司法書士に依頼して、債権者(銀行や消費者金融)と交渉をしてもらい、将来利息をカットした上で、残債を基本的には3年間で返済することも可能です。
実際、借金を早く返すことができない大きな原因の一つは利息です。
借金の金額が大きいと、返済が長期化し、トータルで支払う利息は数十万円、または100万円以上掛かってしまうからです。
しかし、任意整理であれば、利息がカットし、あとは元本のみを返済できるようになるので、この方法であれば、借金を一気に減らすことも十分に可能となるのです。
過払い金が発生している場合も
さらに、もしあなたが、2007年~2010年の期間より前に消費者金融からお金を借りていた場合は、過払い金(払い過ぎた利息)が発生している可能性があります。
その場合は、借金を一気に返すどころか逆にお金が戻ってくることすらあります。
実際に、あなたが債務整理の方法で一気に借金を返すことができるかは、以下の方法で簡単にチェックすることができます。
借金返済は焦らないことが大切
同じ債務整理の手続きの中には、自己破産を通じて、一気に借金をなくしてしまうという方法もあります。
ただ、自己破産は、返済能力がないことが債権者や裁判所に認められなければできませんし、任意整理に比べるとデメリットがどうしても大きくなってしまいます。
任意整理だと、返済期間は最低でも3年間は必要なので、その期間は長いと感じてしまうかもしれません。
ただ、任意整理後の返済期間中は、利息が掛からないので、焦る心配はまったくありません。
さらに、任意整理の手続きでは、月々の返済額を一気に減らすことも可能なので、余ったお金を貯金に回すことも可能です。
参考記事:借金返済しながら貯金するのは非効率的?判断のポイントは?
借金を1ヶ月や1年で一気に返そうとすると、どうしてもいろいろな無理が生じてしまいます。
「急いては事を仕損じる」という言葉もあるように、焦ると逆に失敗するリスクも高まってしまいます。
しかし、返済期間を3年ぐらいのスパンで考えれば、より効率よく返す方法が見えて来ます。
ですから、まずは、一つ深呼吸をして、弁護士や司法書士に相談しながら、あなたに合った返済方法を見つけてみて下さい。