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借金が200万円まで膨らんでしまうと、一朝一夕には返済するのが難しくなってしまいます。
なぜなら200万円ぐらいになると、月々の返済額が高くなり、普通のサラリーマンの給料だと、返済期間を長くせざるを得なくなるからです。
また、200万円の借金の返済期間は、どれくらいの金利で借りているかによって、かなり状況が異なって来ます。
ここでは、200万円の借金の返済計画と、返済をする際の注意点についてお伝えしていきます。
200万円の借金は1年で返せる?
200万円の借金はかなりプレッシャーになるので、できるだけ早く返したいという気持ちは、誰もが抱くものですよね。
では、返済期間を1年間で設定した場合は、月々の返済額はいくらぐらいになるのでしょうか。
金利ごとに簡単にまとめると以下のようになります。
金利(年率) | 月々の返済額 | 利息の総額 |
---|---|---|
金利15% | 180,516円 | 166,194円 |
金利10% | 175,831円 | 109,975円 |
金利5% | 171,214円 | 54,573円 |
さすがに1年で返済するとなると、低金利で借りることができたとしても、月々の返済額は17~18万円になってしまいます。
ですから、収入がかなり高いとか、副業が上手くいくとか、奥さんがパートでがんばっているとかなどの条件が揃わないと1年で完済するのは難しいと言えます。
毎月5万円返済した場合の返済期間は?
実際、一般家庭の方の場合、毎月5万円ずつ返済するのが精一杯という方も多いかと思います。
もし、月々の返済額が5万円の場合、金利に応じた返済期間は以下のようになります。
金利(年率) | 返済期間 | 利息の総額 |
---|---|---|
金利15% | 56ヶ月(4年8か月) | 789,895円 |
金利10% | 49ヶ月(4年1ヶ月) | 442,908円 |
金利5% | 44ヶ月(3年11ヶ月) | 192,406円 |
5万円ずつ返済した場合、金利によっても異なりますが、返済期間の目安は4年前後となります。
また、返済期間がそれぐらい長くなってくると、トータルで支払う利息の金額が数十万円単位になってくることがお分かり頂けるかと思います。
返済期間を長期化させるのはやばい
実際、ここで、ご紹介した返済計画は、あくまでも返済だけを行なう場合のシミュレーションです。
もし、毎月確実に10万円~20万円の返済ができて、金利もそれほど高くなければ、200万円の借金であったとしても比較的、余裕をもって返済をすることができるでしょう。
しかし、途中で新たな借金をしたり、返済額が5万円より少なくなってしまうと、当然、返済期間は長くなりますし、トータルで支払う利息の金額も膨れ上がります。
もし、銀行や消費者金融のカードローンなど、金利が10%~15%ぐらいのところだと、返済が少しでも長引いてしまえば、完済するまでに支払う利息の総額が100万円を超えてやばい領域に入る可能性も十分あり得ます。
せっかく、毎日、節約をしてがんばっているのに利息で100万円以上取られたら、やっていられないですよね。
ですから、その場合は、おまとめローンを利用して、より低金利のところへ借り換えるというのも一つの方法です。
ただ、おまとめローンでも金利はそれほど下がらないケースは多いので、その場合は、弁護士や司法書士を債務整理を行なうという方法もあります。
また、借金200万円の返済ができず、取り立てで苦しんでいる人であれば、債務整理を弁護士や司法書士に依頼すると取り立ての連絡が一時的にストップするというメリットもあります。
借金200万円はスピード返済していこう!
200万円の借金は、一般家庭の方にとっては、甘くはない金額です。
ですから、返済期間が長引き過ぎないように、ボーナスが出た時などは、繰り上げ返済をバンバンやっていかれることをオススメいたします。
逆に返済が長期化すると利息が増えるだけでなく、借金が残っている間は、結婚ができないなど様々な弊害が生じてしまいます。
ですから、自力返済が難しい場合は、早めに弁護士や司法書士に相談されることをお勧めいたします。