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シングルマザーが借金を返済できず、生活できないレベルになってしまった時は、債務整理を行なうことによって借金問題を解決できる場合があります。
もし、借金問題が解決されたら、再婚に対しても前向きに考えられるようになるかもしれませんね。
ただ、シングルマザーが債務整理をする場合は、いくつか気を付けるべき点もありますので、ここではそういった観点も含めて解説をしていきます。
生活保護を受ける場合は自己破産から
シングルマザーの中には立場上、就職がうまくいかず、収入がほとんどない中で、生活保護を検討している方もいらっしゃいます。
ただ、借金地獄に陥ってしまったシングルマザーが生活保護の受給を希望する場合、ケースワーカーからは、基本的に自己破産を勧められます。
なぜなら、生活保護を受けながら借金返済をすることは原則として禁じられているからです。
自己破産は数十万円が掛かる
ただし、自己破産を行なう場合でも、弁護士費用は数十万円ぐらい掛かってしまいます。
ですから、そんな時は、法テラスを利用すれば、無料相談をしてくれたり、弁護士費用の立て替えや分割払いにも応じてもらえたりすることができます。
また、生活保護を受給することを前提として、自己破産をする場合は、費用の支払いを免除してもらえる場合もあります。
法テラスのサービスを利用するには、所得制限がありますが、収入が少ないシングルマザーであれば条件をクリアできる可能性は高いでしょう。
任意整理や個人再生では安定した収入が必要
ただ、自己破産をして生活保護を受ける場合は、生活上の様々な制約を受けてしまいます。
さらに、子供に対してもいろいろと不便を掛けてしまうことを心配するシングルマザーの方もいらっしゃいます。
そのような場合は、同じ債務整理の手続きでも、任意整理や個人再生で解決できないか弁護士や司法書士に相談してみると良いでしょう。
しかし、ここで気を付けないといけないのは、任意整理や個人再生では、借金を減額したり、遅延損害金や将来利息の支払いを免除してもらったりすることができますが、手続き後に残債を3年~5年で返済する必要があるということです。
ですから、シングルマザーであっても、月々の返済額を支払えるだけの収入基盤が求められます。
今の収入で任意整理や個人再生の手続きができるかは以下の方法で簡単に調べることができます。
また、男性に債務整理の相談をするのが不安という方は、借金や債務整理の女性専用の相談窓口を設けている事務所もあるので、気軽に連絡してみて下さい。
生活の立て直しも同時進行で
実際、シングルマザーは、収入が不安定になりやすいので、せっかく債務整理で借金を減らせたとしても、再び生活苦に陥ってしまうリスクもあります。
ですから、弁護士や司法書士に債務整理の相談をしながら、同時進行で、公的機関などの母子家庭に対する助成制度を受けられないか、最寄りの役所に相談してみると良いでしょう。
参考記事:シングルマザーが受けられる助成制度一覧
借金地獄から脱出すれば再婚もしやすくなる
借金地獄の状態にハマってしまうと、シングルマザーは生活できない不安から、心の余裕を失ってしまいやすくなります。
また、再婚をしたいと思っても、借金があれば、それがネックになってしまいます。
しかし、債務整理で借金を減らせれば、生活が楽になるだけでなく、気持ちにも余裕が生まれて、再婚に対しても前向きに考えられるようになってくるでしょう。
シングルマザーの中には、借金の悩みを誰にも相談できず、一人で悩んでしまう方も多いです。
ですから、まずは、弁護士や司法書士に無料相談をしながら、最初の一方を踏み出されることを願っています。