※この記事にはプロモーションが含まれています。
借金が100万円であったとしても、人によっては返済が苦しくなってしまうことはあります。
そういった時に借金が返せなくなって、
「もう自己破産をしたい。でも100万円だと自己破産はできないのではないだろうか。」
という思考の袋小路にハマってしまう方もいます。
ただ、100万円の借金でも自己破産ができる人ははいらっしゃいます。
100万円の借金でも自己破産ができる人
100万円の借金でも、自己破産ができる人というのは、簡単に言えば、「支払い能力がないと裁判所から認められた人」ということになります。
例えば以下のような人達です。
- うつ病などの病気で仕事ができなくなった人
- リストラに遭って失業状態にある人
- 収入がない専業主婦
- 生活保護を受けている人
- 収入が少なく資産もない人
- 収入が少ない高齢者
- 障害で仕事が満足にできない人
もし、収入が多けれは、例えば借金が数百万円以上あっても自己破産以外の方法を選択する方はよくいらっしゃいます。
逆に、諸般の事情で今後も継続的に収入が見込めない場合は、債務の金額が少なくても自己破産は可能なのです。
100万円以下で自己破産をしている人
では、実際に100万円以下の債務で自己破産をしている人は統計上、どれくらいいるのでしょうか?
日本弁護士連合会と消費者問題対策委員会が公表している2014年破産事件及び個人再生事件記録調査によると、2014年に自己破産をした人の中で債務が100万円未満だった人は、全体の6.61%となっています。
10人に1人も満たない基準ではありますが、それでも少なからずいらっしゃることがお分かり頂けるかと思います。
自己破産の費用はどうする?
ただ、収入がまったくないと自己破産の費用を払えるか心配になってしまうかと思います。
そういった場合は、法テラスに相談をすれば、無料相談ができるだけでなく、民事法律扶助制度を活用することによって弁護士費用を立て替えてもらったり、安い費用で自己破産を行なったりすることが可能です。
ちなみに、こちらの制度は、収入が一定以下の基準でなければ利用することができません。
ただ、100万円の借金でも自己破産ができそうなくらい収入が低い方は問題なく利用できるかと思います。
自己破産以外の方法で解決するやり方
100万円の借金を抱えつつ、自己破産を検討されている方の中には、借金問題を解決する方法としては自己破産しかないと思っている方もいらっしゃいます。
ただ、債務整理の中には自己破産以外にも、任意整理や個人再生で借金や毎月の返済額を減額するというやり方もあります。
借金が100万円の場合、個人再生の手続きだと最低弁済額が100万円なので難しいですが、任意整理であれば、条件によっては、有効な場合があります。
最初は自己破産を覚悟していたけれども、弁護士や司法書士に相談をしたら、任意整理で解決できたというケースは多いので、一度、気軽に相談してみることをお勧めいたします。