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債務整理を行なうと、信用情報機関に事故情報が登録され(ブラックリストに載り)、約5年~10年は新たに借金をしたり、クレジットカードを作ったりすることができなくなってしまいます。
そういった時に、お金が必要になったらどういった対処法があるのでしょうか?
ここでは具体的な方法をご紹介しながら、注意点についてもお伝えしていきます。
目次
債務整理中や債務整理後にお金が必要な時の対処法
親や親戚から借りる
債務整理中や債務整理後にブラックリストに載った場合でも、親や親戚からお金を借りる分には何の問題もありません。
困った時に一番頼りになるのは、やはり身内なのかもしれません。
ですから、お金の工面ができなくなった時、もし親や親戚に相談して借りることができるのであれば、それが一番、手っ取り早いですし、かつ安全です。
中小の消費者金融から借りる
ブラックリストに載ると、銀行や大手の消費者金融だと、審査に通るのは、まず無理です。
ですから、その場合は、中小の消費者金融でお金を借りられないか、審査を受けてみるという方法があります。
中小の消費者金融で有名なところとしては、フクホー、セントラル、ユニーなどがあります。
ただ、こういった中小の消費者金融は、
- 金利が高い(最大で20%)
- 限度額が少なくなる可能性が高い
- 即日融資は難しい(審査に時間が掛かるため)
というデメリットがあります。
さらに、こういった中小の消費者金融を利用すると、元の借金生活に逆戻りする結果になってしまうので、十分注意する必要があります。
楽天カードやアメックスなら通る可能性も
債務整理を行ってブラックリストに載ると、その期間は原則として、クレジットカードを作ることができなくなります。
しかし、楽天カードやアメックスだと任意整理中でも通ったという話もあります。
任意整理中に楽天カードの審査に通った事例はこちらのサイトでも紹介されているのでご参考にして下さい。
もちろん、クレジットカードの場合だと、お金が必要な時にキャッシングすると、金利は基本的に18%掛かってしまうので、あくまでもショッピングメインで利用されることをオススメいたします。
また、楽天やアメックスでも必ず審査に通る訳ではないので、あくまでも自己責任で行って下さい。
総合支援資金や緊急小口資金を利用する
債務整理中や債務整理後にお金が必要となった場合、公的機関に相談をするというのも一つの方法です。
具体的には、総合支援資金や緊急小口資金などがありますが、どちらも窓口は市区町村の社会福祉協議会となります。
総合支援資金
総合支援資金とは、失業等により生活に困難に抱えている人に対して、生活の立て直しや経済の自立を図ることを目的として貸付をしてくれる制度です。
借りられる金額の限度額は、
- 二人以上の世帯:月20万円以内
- 単身:月15万円以内
となっています。
この制度を利用すれば、債務整理中に必要な経費を借りることも可能です。
緊急小口資金
緊急小口資金は、収入が指定された基準以下であれば、10万円以内の必要額を無利子で借りられる制度です。
そして1年以内に返済をしていくことが利用条件となります。
闇金にはご注意を!
債務整理中や債務整理後にお金が必要になった人が、最も気を付けなければならないのは闇金です。
普通の銀行や消費者金融からお金を借りることができないと、闇金の甘い誘惑に騙されやすくなっているからです。
「ブラック(債務整理中)でも即日融資が可能」
という文言を謳っているようなところには、絶対、手を出さないようにして下さい。
自分に合った債務整理の手続きを行なうことが大切
もし、あなたが、これから債務整理の手続きを検討している方であれば、債務整理中や債務整理後にお金が必要になった時のことを考えていろいろ心配になっているかもしれません。
しかし、債務整理に強い弁護士や司法書士に相談をして、事前にしっかりとした借金の返済や減額のシミュレーションを立てれば、途中でお金が必要になるという不測の事態は防ぐことも十分可能です。