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銀行や消費者金融など一般的な金融業者からお金が借りられなくなった人の中には、藁にもすがる思いで闇金に引っかかってしまう方がいらっしゃいます。しかし、闇金を利用した後、様々な理由で少しでも返済が遅れると、恐怖の取り立てが待っています。
ただ、そういう話を聞いても、実際のところはどうなのか気になりますよね。そこで、当サイトでは闇金の取り立てについて体験談を募集して、実際に経験された方の実話を入手したので、こちらでご紹介していきます。
もし、何らかの事情で闇金を利用してしまっている人は、同様のことが起きる可能性があるので、早めに対策をしていかれる方をおすすめいたします。
目次
闇金の取り立ての実話
闇金の体験談を寄せてくださったのは現在25歳の会社員の方です。20歳頃の時に闇金に手を出したことがあり、その時の話を伝えてくださいました。
ソフト闇金にハマりました
今回は、実際に闇金の取り立てを受けた私が、闇金の表面的なイメージに隠されたリアルな部分をお話ししたいと思います。
そもそも闇金とは正規の貸金業登録を受けず違法な金利のもとお金を貸している業者のことをいい、10日で1割などの非常に高い金利を設定しているところが多いです。
基本的にはその通りに返済をしている限り、恐れているような取立てや脅しはありません。しかし、聞くところでは元金を完済させずに金利を取るようなこともあるようです。
闇金の中にも最近ではインターネットでのやり取りで借りられるいわゆる「ソフト闇金」なるものがあります。私が実際に借りたのは、まさにソフト闇金の業者でした。
消費者金融の返済ができずソフト闇金へ
闇金に手を出すきっかけとなったのは、私がギャンブルにハマってしまい毎月の生活費がやりくりできなくなってしまったからです。
当時は以前に消費者金融などで借金を重ねていたことで。アコムやアイフルといった正規の金融業者からは借りられなくなっていたため、そんな状況でも借りられる所はないのだろうかと必死に探した結果、たどりついたのがソフト闇金でした。
ネットで検索してみると、各業者のホームページがあるのですが、その内の一つに電話で申し込みを行ないました。借入額や金利などの条件は、借入状況や家族構成、職場の情報などを伝えることで決まったんですね。
その後、こちらが指定する銀行口座に初回の利息を差し引いた金額が振り込まれ融資完了となりました。初めて利用した時は「こんなに簡単に借りられるものなのか」という印象で、それほど大したことだとは思わなかったのを覚えています。
初回の返済は無事に完済
私は5万円を借り、その後2週間ごとに1割の利息を払う契約でしたので、月に1万円の利息の支払いさえできれば大丈夫でした。余裕ができた時に元金を完済すれば良かったので、給料日までは利息だけを払っていけば、特にトラブルも起きないと思っていたんですね。
しかし、いざ元金を払おうと連絡したところ、「本日は担当者が不在のため申し訳ないが、一度利息だけを払って次回まで元金の返済を延期してほしい」と言われました。
私は今ほど闇金について知らなかったので、そういうこともあるのだろうと言われた通り、利息だけを支払い、翌日担当者宛に連絡し2週間後の完済をお願いしたんですね。
私の場合は、すんなり完済できましたが、一度延期されたのは、後々考えてみると利息を余分に払わせるためだったのかなと思っています(汗)
二回目の取引で脅迫を受ける
ここまでは闇金の闇の部分について触れてきませんでしたが、ここから今回、本当にお伝えしたい内容をお話ししていきます。
一度目の利用は前述どおり至って普通のやり取りに終わりました。しかし、数ヶ月後、再び別の業者から借入をした際に闇金の恐ろしさを知るでき事が起きます。その時には借入状況や浪費癖が更に悪化していたため、ついに利息の支払い期日を守れない状況が起きてしまったのです
まずは、先方にその旨を連絡して指示を仰いだのですが、冒頭から人が変わったかのような恫喝まじりの対応を受け、正直怖いというよりも驚きとショックが大きかったのを覚えています。
とはいえ払えないこちらに引け目があるため、何とか待ってもらえないか交渉を続けましたが「それではこちらも困ってしまう」「ビジネスでやっている以上はそれ相応の対応を取らせてもらう」と言われ、結果として両親の職場に連絡が入ったことを知りました。
強く襲ってきた後悔の思い
結論として私の懺悔のような話になってしまうのですが、その一本の電話で、両親は職場を辞めざるを得なくなってしまいました。自分だけならともかく、大切な家族にも大きな不幸が起こってしまったことに対して愕然としました。
周りの人たちもどんどん巻き込んでしまうのが闇金の恐ろしさだと、その時、強く実感しました。両親には本当に申し訳ないことをしたと思います。そして軽はずみに闇金に手を出したことへの後悔が押し寄せてきました。
そのような経験をした私は闇金、さらには借金の恐ろしさを身をもって学び、現在は現実な生活を送るよう努めています。
闇金の取り立ての怖さとは
いかがでしたでしょうか。闇金の取り立ては、様々な面で被害をもたらしますが、こちらの方の体験談を通じて分かるのは、取り立てによって、本人だけでなく、職場の人や家族にまで、その影響が及んでしまう可能性が高いということです。
さらに今回は、家族の職場にまで取り立ての連絡が来てしまったということなので、闇金業者の取り立ては本当に悪質であることが良く分かります。実際、闇金業者は元々違法業者なので、ある意味やりたい放題をしてきます。ですから、闇金の被害に遭ってしまったら、一日でも早く解決していく必要があります。
もし、既に闇金の被害に遭ってしまっている方であれば、闇金対策を専門に行っている弁護士や司法書士に連絡をして相談することをおすすめいたします。
また、闇金は利用していないけれども、銀行や消費者金融から既にたくさんの借金をしていて、これ以上借り入れをするのが難しいという方は、そこで闇金に手を出してしまうのではなく、弁護士や司法書士などに連絡をして、今の借金を減らすための相談を行ってください。
こちらのサービスを使えれば、あなたの借金をどれだけ減らすことができるか簡単に診断をしてもらうことができるます。
(こちらでは闇金の対応は行っていません)
闇金から借金をしてしまうと、自分一人の力で解決することは本当に難しくなってしまうので、是非、専門家の力を借りるようにしてくださいね。