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買い物依存症と聞くと女性がなるようなイメージを持つ方が多いかもしれませんが、男性でも買い物依存症になる人は意外に多くいらっしゃいます。
実際、妻が家族のために一生懸命、節約するのを尻目に、平気で、ネットショッピングで買い物をしまくる夫に悩まされる女性も少なくはありません。
そこで、ここでは、買い物依存症になった夫に、妻として、家族としてどのように対応をすれば良いのか、解説をしていきます。
目次
買い物依存症の夫を何とかするには?
買い物依存症の夫に対して、具体的にどういった対応をしていけば良いのか、いくつかの観点からまとめてみました。
夫婦でしっかり話し合う
まず、問題解決のための第一歩は、やはり夫婦でしっかり話し合うことです。
いきなり、強行な手段に出ても、夫婦仲は悪化するだけだからです。
そして、夫婦で話をする際に、買い物依存症になった夫が、以下の観点から見て、どうなのかチェックする必要があります。
- 夫自身が買い物依存症であることを自覚しているか
- 夫の買い物依存症に妻が心を痛めていることを知っているか
- 買い物依存症であることに罪悪感を持っているか
- 買い物依存症であることを何とかしたいと思っているか
- 自分が買い物で使った金額を隠そうとしていないか
まず、夫自身が、買い物依存症であることを自覚していなければ、そもそも話が始まりませんよね。
ですから、そういった場合は、こちらの買い物依存症の自己診断テストでチェックしてみると良いでしょう。
3分ぐらいで簡単に診断が可能です。
また、夫の中には、買い物でお金を使い込んでいても、罪悪感をまったく感じていないケースもあります。
男は意外に鈍感だったりしますからね。
ですから、そういった場合は、奥さんが夫の浪費癖のために本当に悩んでいるということを諦めずにしっかり伝えることも大切です。
買い物以外の方法でストレスを発散してもらう
買い物依存症になってしまう男性の中には、何らかのストレスを抱えていて、そのストレスを発散させるために、買い物をしてしまうというケースもあります。
そういった場合は、買い物以外の方法でストレスを発散させる方法を探してみることをお勧めいたします。
夫は、妻との会話が増えるだけでもストレスが解消されるものです。
他にも、ジョギング、散歩、映画鑑賞、読書など、お金の掛からないストレスの発散法はいろいろあるので、一緒に探してみてください。
クレジットカードを使わせないようにする
買い物依存症を加速させるものは、いくつかありますが、その代表的なものと言えば、やはりクレジットカードです。
クレジットカードは現金に比べて、お金を使っている感覚がはるかに軽減される性質を持っているからです。
ですから、夫が買い物依存症であることを自覚していて、何とかしたいと思っているのであれば、クレジットカードを使わせないようにすることをお勧めいたします。
ネット通販でも、クレジットカード払いが難しければ銀行振込やコンビニ払いで購入することが可能です。
また、どうしてもクレジットカードしか使えない場合は、クレジットカードを使う際に必ず、妻に相談してもらうようルールを決めるのも良いでしょう。
お金を借りられないようにする
夫が買い物をする際、自分のお小遣いの範囲で収まっているであれば、まだマシかもしれません。
しかし、中には、クレジットカードのリボ払いをフル活用したり、銀行や消費者金融からお金を借りたりして、借金を増やしてしまっている夫もいることでしょう。
そこで、もし借金癖を何とかしたいと考えているのであれば、借金自粛制度の利用を勧めてみるのはいかがでしょうか。
これは、クレジットカード会社や消費者金融が加盟している日本貸金業協会か全国銀行個人信用情報センターのいずれかで、貸付の自粛をする申請を行うことによって、約5年間、新たな借入れができなくなる制度です。
お金を借りられなくなれば、買い物にも抑制効果が出て来るので一つの方法として参考にしてみてください。
病院で診てもらう
夫が、買い物依存症から抜け出すこと、どうしても難しいという場合は、思い切って病院に行って診断をしてもらうのも良いかもしれません。
何科に診てもらば良いか、迷う方がいらっしゃるかもしれませんが、基本的には、
- 精神科:うつや不安症など精神的な疾患があると思われる場合
- 心療内科:心の問題から身体症状が伴う場合
- メンタルクリニック:入院用のベッドが19床以下の精神科や診療内科
という違いがあるので、症状に応じて、行きやすいところへ行ってみてください。
買い物依存症は、本人の意志で何とかできる時もありますが、症状がひどくて、自分の力では、どうしようもできない時もあります。
そういった時は、医師など、専門家の力を借りるのも大切なことです。
離婚をちらつかせる!?
もし、夫が買い物依存症であることを自覚していて、自分でも何とかしたいと思っていたら、上記のような対策を打つことによって、改善される見込みが出て来るかと思います。
しかし、場合によっては、夫がお金を使い込んでしまうことに対して、何の罪悪感も持たず、逆に当たり前だと思っているようなケースもありますよね。
そういった時、離婚をちらつかせるという方もいらっしゃいます。
もちろん、夫に目を覚ましてもらうための戦略として、この方法はアリなのかもしれません。
ただ、本当に夫と離婚をしてしまったら、女性の方が立場が弱くなる可能性は高いです。
特に、子供がいて、離婚後に親権を持ち、シングルマザーになった場合、シングルマザーの貧困率は50%を超えているので、生活苦に陥るリスクはかなり高くなってしまいます。
ですから、仮に離婚のことを口に出したとしても、本当に離婚をしないよう、うまく立ち回ることが無難だと思います。
債務整理をさせる
夫が買い物依存症になっても、支出が収入の範囲内に収まっていれば、まだ良いのですが、中には、借金が200万、300万と雪だるまのように増えていく方もいらっしゃいます。
そこまで、行ってしまうと、もし、買い物依存症がうまく治ったとしても、目の前の借金は、どうしようもできないという状態になりかねません。
そういった時に有効なのが、弁護士や司法書士を通じて債務整理を行うというやり方です。
債務整理には、自己破産や個人再生など、裁判所を通じて、借金をチャラにしたり、大幅に減額したりする手続きもあります。
しかし、そういった手続きは、手持ちの財産に影響が出てしまうなど、デメリットも大きいです。
ですから、そういった場合は、裁判所を通さなくても済む任意整理の手続きを行って、
- 将来的な利息をカットする
- 場合によっては遅延損害金もカットする
- 残債を3年~5年で分割返済する
という形で借金問題を解決するというやり方もあります。
実際にあなたの借金をどれくらい減らせるかは以下の方法で、簡単に無料で診断してもらえるので、気軽に利用してみてください。
>>借金をどれだけ減らせるか調べてみる【借金減額シミュレーター】
まとめ
買い物依存症になってしまった夫を治すことは、確かに簡単ではないかもしれません。
しかし、だからといって放置をしていると、事態は、さらに悪化してしまうので、やはり早い段階で、何らかの手を打っていくことが大切です。
もし、夫に何とかしたいという気持ちがあることを確認できれば、ここでもご紹介をしたように、様々な手を打つことができます。
本当に厳しい場合は、夫を精神科に連れていったり、債務整理をさせたりと、荒治療をしていく必要があるかもしれませんが、まずは、夫とよく話し合って、何が最善の策なのか、しっかり決めて実行するようにしてみてください。