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借金の返済が厳しくて、任意整理を検討している方の中には、トヨタファイナンスでカーローンの返済中という方もいらっしゃるかと思います。
そういった場合でも、任意整理をして問題ないのでしょうか。
最悪の場合、車が没収されてしまうことはあるのでしょうか?
ここでは、様々な視点から任意整理とトヨタファイナンスの関係について徹底的に解説をしていきます。
目次
任意整理ならトヨタファイナンスの返済継続も可能
債務整理をされる方の中には、任意整理を選択される方が圧倒的に多いのですが、その理由の一つに、任意整理であれば、整理の対象とする債務を選ぶことができるという点があります。
個人再生や自己破産だと車は没収
もし、トヨタファイナンスの返済中で、個人再生や自己破産を選択すると、原則として、車は引き上げられてしまいます。
個人再生や自己破産を行うと、債権者平等の原則の観点から、トヨタファイナンスの債務も、整理の対象にしなければなりません。
トヨタファイナンスのカーローンは、一般的にディーラーローンと呼ばれています。
そして、ディーラーローンを契約をする際、必ずと言って良いほど行われているのが、所有権留保です。
これは、カーローンの代金を完済するまで、車の所有権は、ディーラー側が持っているということです。
トヨタファイナンスも例外ではなく、そのことを公式HPに明記しています。
自動車クレジット契約中のおクルマの所有権を代金が完済されるまで、トヨタ販売店・ダイハツ販売会社が担保としていることです。
このことは割賦販売法7条にて「指定商品の所有権は賦払金の全部の支払の義務が履行される時までは、割賦販売業者に留保されたものと推定される」とあります。
引用元: 所有権留保とはなんですか?
そのため、個人再生や自己破産を行うと、トヨタファイナンスへの債務自体は減額、または免責の対象となりますが、その一方で、所有権留保が実行され、車が引き上げられてしまうわけなのです。
任意整理であれば車の引き上げも防げる
しかし、その一方で、任意整理であれば、トヨタファイナンスへの債務を整理の対象から外すことも可能です。
そうすれば、トヨタファイナンスが所有権留保を実行することはないため、カーローンの返済を続け、今の車を守ることができます。
もし、トヨタファイナンス以外からの借金の比率が大きく、また金利が高い場合は、それらの借金のみを任意整理することによって、借金問題を解決できる可能性は高くなるでしょう。
任意整理を行うと、弁護士や司法書士が債権者と任意の交渉を行うことによって、
- 将来的な利息をカットする(元本だけを払えばOK)
- 遅延損害金をカットする
- 残債を3年~5年で分割返済する
という形で和解することも可能です。
ただ、どういった形で和解できるかは、弁護士や司法書士の経験や交渉力によっても、違ってくるところがあるので、必ず、任意整理に強い事務所に相談されることをおすすめいたします。
トヨタファイナンスの任意整理の対象にした場合
ただ、中には、トヨタファイナンスへの返済もキツイので、車を残せないことを覚悟で、トヨタファイナンスも任意整理の対象にしたい方もいらっしゃるかと思います。
また、トヨタファイナンスのカーローンだけでなく、トヨタファイナンスカードローンも利用している人は、カードローンだけ任意整理の対象にして、カーローンは除外対象にするのが難しいという事情もあります。
では、トヨタファイナンスのカーローンを任意整理の対象とした場合、借金の負担は、どれくらい減らせるのでしょうか?
返済負担はどれくらい減らせる?
トヨタファイナンスのカーローンを任意整理の対象とした場合、所有権留保が実行され、車は引き上げられてしまいます。
車が引き上げられると、その売却代金がローンの残額の弁済に充てられます。
そして、将来利息をカットして、残った金額の元本を分割返済する形で和解することになります。
車を売却するので、その分、返済負担は減りますよね。
また、トヨタファイナンスのカーローンの金利は、4~7%ぐらいだと言われていますが、そこから発生する利息の支払いが原則として免除されます。
仮に、金利が5&であったとして、残債が100万円で、元々、月々の返済額が3万円であったとしましょう。
その場合、普通に返済をすれば、返済までに2年3ヶ月かかり、それまでに支払う利息の合計は58,214円になります。
つまり、任意整理を行えば、車の売却代金プラス、本来払うべきであった利息、58,214円分の負担が減るというイメージです。
ただ、車を引き上げられてしまうことを覚悟するのであれば、個人再生や自己破産を行った方が、より効率的に借金を減らせる可能性も高いでしょう。
ですから、どの手続きが、あなたにとって最適なのか、以下のサービスを使って、減額診断を受けてみることをお勧めいたします。
過払い金が発生する可能性は?
借金の減額診断の広告の中で、「もしかしたら、払いすぎた利息が戻ってくるかもしれない」という宣伝文句を見た方もいらっしゃるかと思います。
これは、簡単に言うと、改正貸金業法が施行された2007年から2010年より前に、利息制限法で定められた上限金利を超えた金利で、返済をしていた場合、適用される可能性があります。
トヨタファイナンスでは、以前、キャッシング事業も展開していて、その際に、20%以上の金利で融資をしている時もありました。
ですから、もし、そこで融資を受けていた人は、過払い金が発生していて、お金が戻ってくるかもしれません。
ただ、そういった人の割合は少ないと思いますので、上記の条件に該当しない方は、参考程度にしていただければと思います。
債務整理後にカーローンを組むことは可能?
では、もし、トヨタファイナンスの返済中だった方が、債務整理を行って、車を引き上げられてしまった場合、再度、カーローンを組むことは可能なのでしょうか。
トヨタファイナンスの審査には通らない
トヨタファイナンスの債務を整理の対象にした場合、債務整理後、再度、トヨタファイナンスでカーローンを組むことは、原則、厳しくなってしまいます。
なぜなら、債務整理を行った段階で、トヨタファイナンス社内でのブラックリストに登録されてしまうからです。
通常のブラックリストの状態は、5年~10年で解除されますが、社内ブラックリストの状態は、時間が経っても解除されず、半永久的にトヨタファイナンスの審査に通ることが難しくなってしまうでしょう。
その他のカーローンを組むことは可能?
では、トヨタファイナンス以外のカーローンを組むことは可能なのでしょうか。
この場合でも、債務整理後は、任意整理であれば約5年、個人再生や自己破産であれば、約5年~10年の間、信用情報機関に債務整理を行ったという異動情報が残り続けてしまうため、カーローンの審査に通ることは難しくなってしまいます。
カーローンを扱っている銀行や信販会社は、CIC(株式会社シー・アイ・シー)、JICC(株式会社日本信用情報機構)、KSC(全国銀行個人信用情報センター)のいずれかに加盟をしていて、そこで信用情報を共有し、審査の際は必ず、そこでの情報を照会をするからです。
ですから、基本的には、ブラックリストの期間中は、通常のカーローンを組むことは諦め、頭金作りに専念をするのが良いとも言えます。
債務整理も車を手にする場合
ただ、中には、それでも車が必要だという方がいらっしゃるかと思います。
ですから、そういった場合は、
- 配偶者など債務整理を行っていない家族の名義でローンを組む
- 頭金を増やしたり、保証人を付けたりして、ローンを組めないか、ディーラーと交渉をする
- 自社審査を行っているカーリース業者を利用する
などの対応などが考えられます。
こちらの記事は、その点について具体的に書いてあるので、ご参考にしてください。
>>任意整理中にカーローンに通った人の事例と注意点
>>債務整理したらカーリースが組めないと諦めている方へのお役立ち情報
まとめ
トヨタファイナンスの返済中で、車を手放したくない場合、任意整理であれば、トヨタファイナンスからの借金を整理の対象から外して、車を残すことも可能です。
ただ、トヨタファイナンスの返済自体もキツイ場合は、車の引き上げを覚悟して、債務整理を行うことも、一つの選択肢になってくるかと思います。
しかし、その場合、債務整理後に、カーローンを組もうとすると、信用情報機関に事故情報が登録されて、ブラックリスト状態になってしまうため、約5年~10年間は、カーローンを組むことができせん。
ですから、ブラックリスト状態が解除されるのを待つか、それ以外の方法をいろいろ探る必要が出てきます。
そういった点も含めて、弁護士や司法書士に聞けば、いろいろな対処法を教えてもらえるかもしれないので、気軽に相談をしてみてはいかがでしょうか。