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借金減額診断の広告が出てくると、「それは詐欺なのではないか?」と疑う方がいらっしゃいます。
確かに、借金が減らせたというエピソードが出てくると、それが本当なのかと思ってしまう気持ちも理解できます。
また、広告や宣伝の中には、やりすぎのものもあるかもしれません。
ですから、この記事では、より客観的に、その内容を検証していきたいと思います。
減額診断は詐欺だという人たち
減額診断は詐欺だという人たちは、SNSでもチラホラと見かけます。
借金減額診断って詐欺くさいけどどうなんだろうか
— 何者 (@72_me9) September 23, 2020
借金減額診断、国が認めてるとしても広告があまりに詐欺くさすぎて信用ならない。
— XXPH (@XXPHHDXX) September 1, 2021
広告借金減額診断とかリボ払いがどうこうみたいなやつばっかり出てくるけどなんやこれ流行ってんのか?つーかこれ詐欺?
— JOKER@健康生活! (@owmhw_JOKER) June 6, 2021
減額診断の広告は、人によっては、頻繁に出てきますし、それを胡散臭いと思う方は少なからずいらっしゃるのでしょう。
ただ、こういったコメントには、一つ共通点があります。
それは、実際に、減額診断を利用した後に詐欺だと断言している人は皆無だということです。
つまり、広告を見て、たた単に怪しいからという理由で、詐欺じゃないかと疑っているだけとも言えるんですね。
そもそも詐欺とは?
ところで、そもそも詐欺とは何なのでしょうか?
詐欺は、刑法の第246上で以下のように定められています。
1. 人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。
2. 前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。
詐欺とは、簡単に言うと、人を騙して、その人から、お金や物を奪うことを言います。
これを借金減額診断に当てはめると、もし、借金が減額されると言いながら、実際に利用してみると、お金だけを請求されて、借金は全然減らなかった場合、詐欺罪に該当するということになりますよね。
では、実際にそういうことはあり得るのでしょうか。
借金減額診断の仕組み
借金減額診断の仕組みは、簡単に説明すると、まず、流れは以下のようになります。
- 借金減額診断を申し込む
- 弁護士事務所や司法書士事務所のスタッフが、あなたの借金の状況を元に債務整理での解決策を提案する
- 債務整理を申し込む
- 借金問題を解決するための手続きを行う
ここに出てくる債務整理に関しては、以下のような種類があります。
- 任意整理:将来的にかかる利息をカットして、返済総額を減らす
- 個人再生:住宅ローン以外の借金を約5分の1に減額することも可能
- 自己破産:原則として、すべての借金を免責
減額診断の仕組みについて、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
つまり、借金減額診断は、簡単に言うと、弁護士や司法書士が、債務整理を通じて、どれくらい返済総額を減らせる可能性があるかを提案することです。
減額診断は詐欺になり得ない理由
借金の減額診断は、診断を受けるだけであれば無料です。
そして、診断を受けた後、弁護士や司法書士に債務整理の依頼をすれば、そこから費用が発生します。
ただ、弁護士や司法書士に対して支払う費用以上に、借金の返済総額を減額することができれば、損失は発生しません。
なので、減額診断は詐欺には、なり得ないのです。
そういった点も踏まえた上で、納得された方は、以下のような減額診断のサービスを利用してみると良いでしょう。
減額診断のデメリットはあるのか?
では、減額診断を受ける上で、デメリットはあるのでしょうか。
実際、減額診断を受けて起こり得るデメリットしては、以下のような点が挙げられます。
- 電話がしつこく来るかもしれない
- 変な弁護士や司法書士にあたってしまうかもしれない
- 高い費用を請求されてしまうかもしれない
ただ、減額診断をする段階では、完全に無料なので、お金を奪い取られるようなことはありません。
また、実際に、債務整理をする場合でも、きちんと診断を受けた上で、最終的に借金の返済総額を減らせると判断できれば、申し込めば良いでしょうし、あまりやる意味がないと思ったら断れば良いだけの話です。
あとは、債務整理を行う上でのデメリットは、選択する手続きごとにいろいろあるので、その点は事前に必ずチェックしておくことをお勧めいたします。
ちなみに、債務整理の中のどの手続きを行う場合でも、信用情報機関に事故情報が約5年~10年、登録されるという共通したデメリットがあります。
いわゆるブラックリスト状態になることを意味します。
信用情報機関に事故情報が登録されると、その間は、新たな借入れができなくなるため、車や住宅のローンを組めなくなったり、クレジットカードも使えなくなったりしてしまいます。
そういったデメリットも踏まえた上で、それよりも借金を減らせるメリットが上回るかどうかを検討してみることをおすすめいたします。
まとめ
借金減額診断は詐欺ではないかと疑う方もいらっしゃいますが、実際に、減額診断を受けた後に、詐欺に遭ったと言っている人はいません。
詐欺とは、元々、人からお金を騙し取ることを指しますが、減額診断は、無料で利用できるので、詐欺にはなり得ません。
また、診断を受けた際に紹介される債務整理の手続を行えば、そこから費用が発生しますが、返済総額が減額されるのであれば、経済的利益が発生するので、その点からも詐欺だということはできないのです。