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債務整理をする時、会社にばれるとクビになることは原則としてありませんが、それでも勤務先での立場が微妙になってしまいますよね。
実際、債務整理をすることが会社にばれるリスクはどれくらいあるのでしょうか?
ここではその可能性と対処法についてお伝えしていきます。
自己破産が最も会社にばれやすい
債務整理をする場合、最も会社にばれるリスクが高いのは自己破産です。
その理由は以下のように会社にバレるパターンがいろいろあるからです。
- 会社から借金があると免責の対象としなければならない(最悪は会社をクビになる可能性も)
- 退職金見込額証明書の発行を会社にお願いしなければならいことがある
- 免責が確定して復権するまで制限を受ける資格や職業がある
- 官報に名前や住所が載ってしまう
それでも会社にばれるリスクが低い
自己破産は債務整理の手続きの中で、会社にばれるリスクが最も高いですが、それでも、条件をしっかり満たせば、自己破産でも会社にバレる可能性はほとんどありません。
会社からの借金がなければ、会社をクビになることはないですし、ばれるリスクもかなり下がります。
退職金見込額証明書も就業規則の退職金規定に基づいて自分で作成することも可能です。
官報も一般の人達が見ることはまずないので、そこで会社にばれるリスクはかなり低いと言えるでしょう。
参考記事:自己破産が会社にばれるとクビ? ばれないための対策とは?
職業で問題がある場合は個人再生
自己破産を行なうと、申立てをしてから復権するまで、3~6ヶ月の間、制限される職業や資格があります。
警備員や保険外交員など、もし、そこに該当する職業についている場合は、個人再生の手続きで解決できないか、弁護士に相談するのが良いでしょう。
個人再生であれば、借金が免責されることはありませんが、債務を約5分の1に減らすことができますし、職業や資格が制限されることはないからです。
任意整理が会社にバレるリスクが最も低い
ただ、個人再生でも会社から借入れがあると、整理の対象としなければならないので、会社にばれてしまいますし、クビになるリスクも発生します。
また、個人再生でも自己破産と同様に官報に名前や住所が載りますが、職種によっては会社がチェックしている場合があるので、そこで会社にばれるリスクが発生します。
ですから、会社にばれる可能性を最も下げたい場合は、任意整理の手続きを選ぶのが良いでしょう。
任意整理では、整理の対象とする借金の種類を選べるので、会社からの借金があれば、それを外すことができます。
官報にも載りませんし、裁判所を通さない手続きなので、費用も比較的に安く簡単に済ませることができるとういメリットがあります。
任意整理にはデメリットも
会社に内緒で債務整理の手続きを行なうには、任意整理が最も良いのですが、任意整理には、
- 自己破産や個人再生に比べて、基本的に借金の減額幅は少ない
- 任意の手続きなので、任意整理に応じない会社もある
などのデメリットがあります。
参考記事:任意整理ができない7つのパターンご紹介
ですから、あなたの借金がどれくらい減らせるか、また債務整理の中でどの手続きが最も適切か、無料診断を受けてみることをお勧めいたします。
ここでは一般的な話を書きましたが、実際に会社にばれる可能性がどれくらいあるか、また、会社にばれないためにどんな対策を打てるかは弁護士や司法書士へ個別に相談した方が、より具体的に把握することができますので、気軽に相談してみて下さい。