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借金が400万円まで膨らんでしまった場合、任意整理で解決することは可能なのでしょうか?
実際、借金が400万円もあると、自力で返済することは、かなり大変になってきますよね。
ただ、任意整理をする場合、条件によっては厳しい場合もありますのでご注意下さい。
目次
400万円の借金を任意整理で解決できる条件
400万円の借金を債務整理する場合、任意整理で解決するには条件があります。
過払い金が発生している場合
もし、過去に借金が膨らんでいた時に、グレーゾーン金利と呼ばれる高い金利でお金を借りていた人は、過払い金(払い過ぎた利息)が発生している可能性ががあります。
具体的には2007年~2010年の前に、20%~29.2%ぐらいの金利でお金を借りていたようなケースです。
過払い金の分を借金400万円から減額することができれば、あとは、将来利息をカットして、残債を3年~5年で分割返済すれば良くなります。
仮に過払い金が150万円発生していれば、借金は250万円まで減額されるので、和解後に、3年返済であれば月7万円弱、5年返済でであれば4万円ちょっとの支払いで済むようになります。
返済能力がある人
もし、過払い金が発生していない場合は、将来利息をカットして、400万円の残債をそのまま分割返済することになります。
そして、400万円の残債を分割する場合
- 3年返済だと133,333円
- 5年返済だと66,667円
と月々の返済額は、かなり高額になってしまいます。
ただ、それだけの返済能力がある人であれば、任意整理の手続きでも借金問題の解決が可能となるでしょう。
任意整理で、将来利息をカットできれば、本来、完済するまでに払うはずだった多額の利息の支払いが不要となります。
仮に400万円の借金の金利が15%であった場合、最終的に支払うトータルの利息は、
- 3年返済だと991,792円
- 5年返済だと1,709,567円
とかなりの金額を支払うことになります。
ですから、任意整理をすれば、その分、得をすることになるのです。
あとは、そこから弁護士や司法書士への報酬費用を差し引いて、最終的に任意整理をするか判断する良いでしょう。
奨学金が残っている人は任意整理が良い場合も
400万円の借金の中に奨学金の返済が含まれていると、仮に個人再生や自己破産の手続きを選択した場合、奨学金の借金も必ず整理の対象としなければならなくなります。
もし、機関保証制度を利用していれば、問題はありませんが、人的保証で親や親戚に連帯保証人や保証人になってもらっている場合は、債務整理をすると、その人達に残債が一括請求されて多大な迷惑をかけてしまいます。
その一方で、任意整理であれば、整理の対象とする借金を選べるので、奨学金以外の借金の月々の返済額を減らすことによって、問題を解決することも可能です。
実際、奨学金の借金返済で苦しんでいる人達の中には、奨学金自体の返済よりも、消費者金融や銀行のカードローンなど、奨学金以外の借金が生活をアップしているケースも多いからです。
まずは任意整理で解決できないか相談してみる
任意整理は裁判所を通さない手続きですし、弁護士や司法書士の報酬費用も個人再生や自己破産に比べたら、比較的安いので、気軽にできるというメリットがあります。
もちろん、借金が400万円まで膨らんでいると任意整理では解決が難しく、個人再生や自己破産の手続きを選択せざるを得ない場合もあります。
ただ、実際に借金の減額シュミレーションを試してみたら、意外に任意整理で解決できることが分かったという人もいらっしゃるので、一度、無料診断を受けてみられることをお勧めいたします。
借金を自力返済することは、がんばればできないことはないのかもしれませんが、体験談を聞いてみると涙ぐましい節約生活をしたり、副業を無理したりするケースが多いです。
しかし、債務整理を行えば、そのような返済生活の苦しみから解決されて、400万円の借金を完済できる道が具体的に見えてくる可能性が高いので、まずは気軽に相談してみて下さい。