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アコムへの返済が厳しい状況の場合、もし、返済に遅れると、どうなってしまうか、いろいろと考えてしまうものですよね。アコムは大手の消費者金融なので、約束の日までに返済ができれば、丁寧に対応をしてくれますが、返済が遅れると態度が豹変するのではないかと心配してしまう方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、この記事ではアコムへの返済が遅れると、どうなるのかという点について解説する共に、具体的な対処法についてもお伝えしていきます。
目次
アコムで返済が遅れるとどうなる?
アコムで返済が遅れるとどうなるかは、どれくらい遅れるかによっても異なってきますので、段階別に解説をしていきます。
遅延損害金が掛かる
アコムの返済日に返済ができなければ、その翌日から遅延損害金が発生します。アコムの遅延損害金の利率は20%で、遅延損害金の計算式はアコムのHPにも記載されていますが、以下のようになります。
- 遅延損害金 = 借入残高 x 20% ÷ 365日 x 経過日数
ですから、例えば借入残高が100万円あって、1ヶ月(30日間)延滞をしてしまった場合、遅延損害金は16,438円となります。1日あたりに換算すると547円ですが、遅延損害金は1日ごとに増えていくので注意が必要です。
督促の連絡が来る
アコムの返済の約束期日を過ぎてしまうと、アコムから督促の電話や督促状が来るようになります。この時の連絡先は、アコムと契約をする際に記載をした電話番号や住所となりますが、その際、注意しなければならないのは、家族などにバレてしまうことです。
もちろん、アコムが督促の連絡をする際、家族にバレないように電話をする時は、アコムであることを名乗りませんし、郵送物を送る際も差出人名義はACサービスセンターとなっていて、ぱっと見ではアコムからのものであることは分からないようになっています。
ただ、分かる人には分かりますし、家族の中には勝手に郵送物を開けてしまう場合もあるでしょう。ですから家族にバレる利息は、ある程度、覚悟しておく必要があります。
61日~3ヶ月で信用情報に傷がつく
アコムの返済が遅れると1日遅れただけでも信用情報に傷がつくのではと思っている人もいますが、実際はそうではありません。ですから、返済が遅れても、それほど日数が経っていなければ、遅延損害金を支払うだけで、問題は解決します。
ただ、滞納期間が61日~3ヶ月ぐらいになると、信用情報機関に延滞情報が登録され、いわゆるブラックリスト状態になってしまいます。アコムでは、以下の2つの信用情報機関に加盟しています。
そして、この内の一つであるCICでは、延滞情報が登録された場合、契約期間中および契約終了後5年以内の期間、残り続けることが記載されています。つまり、この期間中は新たな借り入れができなくなってしまうのです。
残債を一括請求される
アコムへの滞納が長期化すると、債務者であるあなたは期限の利益を喪失し、その結果、アコムから残債を一括請求されます。それまでは、遅延損害金の支払いが余分に発生するものの、分割返済ができる状態にはなっていました。しかし、一括請求をされた後は、基本的に、もう元の分割返済に戻すことはできません。
さらに、それでもアコムからの催促を無視していると、今度は裁判所を通じた形で一括請求をされてしまいます。
差し押さえに遭う
裁判所から一括請求の通知が来た場合、2週間以内に支払いを行なわれなければ、強制執行がされてしまうリスクが発生します。そして、強制執行が実行されると、給与などが差し押さえに遭うので注意が必要です。給与に関しては、具体的に以下の分が差し押さえられてしまいます。
- 手取りの給料(税金等を控除した後の金額)が44万円以下の場合:4分の1が差し押さえの対象
- 手取りの給料(税金等を控除した後の金額)が44万円以上の場合:33万円を差し引いた金額が差し押さえの対象
アコムで返済が遅れそうになったできる対策
では、アコムで返済が遅れそうになったり、実際に遅れてしまったりした場合は、どのような対策を打っていけば良いのでしょうか。
支払いの遅れそうになったら連絡
もし、アコムの支払いに遅れそうになった場合は、アコムの総合カードローンデスクに連絡をして、相談をしてみてください。電話番号は
- 0120-629-215(受付時間:平日9:00~18:00)
となります。
支払日の変更
アコムへの支払いの遅れそうになった場合、アコムの総合カードローンデスクに連絡をすれば、支払日の変更について依頼をすることも可能です。もし、支払い日の変更が了承されれば、それまでは督促の連絡が来ることはありません。
利息のみの返済
アコムによって決められた返済額を支払うことができない場合、アコムに事前に連絡をして、利息のみを返済するというやり方があります。この方法には、信用情報にキズが付くという最悪の事態を防げるというメリットがあります。
しかし、その一方で、この方法だと、借金問題の本質的な解決にはつながらないので、あまりおすすめはできません。
債務整理
もし、アコムへの借金の返済を行なうのが難しく、また根本的に借金問題を解決したい場合は、債務整理を行なうというやり方があります。債務整理には以下の3つの方法がります。
- 任意整理:将来的な利息をカットして残債を分割返済する
- 個人再生:住宅ローンの返済を続けながら借金を約5分の1に減額することも可能
- 自己破産:原則として、すべての借金を免責してもらうことが可能
特にアコムの場合、元々の金利が高いので、任意整理で将来的にかかる利息をカットしてもらうことができれば、それだけでも返済の負担がかなり軽くなります。またアコムは大手の消費者金融機関ということもあり、弁護士や司法書士を通じて交渉を行なった場合でも柔軟に対応をしてくれる傾向があります。
>>アコムの遅延損害金の免除は可能?確率を確実に上げる方法をご紹介
また、具体的にどの方法が、最も良い解決法であるかは、以下のサービスを使うと簡単に解決することができます。
まとめ
アコムで返済が遅れると約束日を過ぎた翌日から遅延損害金が掛かるようになり、放置しておくと、信用情報機関に事故情報が登録をされてブラックリスト状態になったり、一括請求されたり、最悪の場合は差し押さえに遭ったりするリスクが発生します。
ですから、可能であれば、支払いが遅れそうになったら、事前にアコムへ連絡をして支払日を変更してもらったり、利息のみの返済を了承してもらったりできないか相談をするのが良いでしょう。ただ、そういった方法での解決が難しい場合は、債務整理を行なって根本的に借金問題を解決するのも一つの方法です。
あなたによって一番良い方法は、その時の状況によっても変わってくるので、状況を考慮しつつ、場合によって弁護士や司法書士に相談をしながら、どうすることが良いか検討をしてみてください。