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借金を繰り返す人には、よく見られる特徴がいろいろあります。
もし、あなたがそういった特徴に該当している場合は、どんどん借金が膨らんでしまう可能性が高くなってしまうので注意が必要です。
では、具体的に借金を繰り返す人には、どんな特徴があるのでしょうか。
ここでは、10個のパターンをご紹介しながら、そういった方が借金問題を解決するための対処法についても解説をしていきます。
目次
借金を繰り返す人の特徴
借金を繰り返す人の特徴について、最初にまとめてお伝えすると以下10パターンが挙げられます。
- 見栄を張る
- 欲望のコントロールが苦手
- ギャンブル好き
- お金を借りることに後ろめたさを感じない
- 計画性がない
- お金があったら使ってしまう
- 真面目すぎる
- 相談できる人がいない
- 嘘つき
- 自分の非を認められない
では、それぞれの特徴についてより詳しく解説をしていきましょう。
見栄を張る(変にプライドが高い)
普段、接する同僚や友人に対して、それなりに身だしなみを整えたり、エチケットを守ることは大切です。
しかし、必要以上に自分を良く見せようと見栄を張ってしまうと、借金は増えやすくなります。
周りの人から、すごいと思われたいが故に、男性であれば、無理をして高いクルマを買ってしまったり、女性であれば、洋服、靴、かばん、アクセサリーなどを買い込んでしまったりする方がいらっしゃいます。
ちなみに、芸能人だと、タレントのGENKINGさんが、セレブの生活を演出するために、1,000万円の借金をしてしまった話が有名ですよね。
しかし、そういった生活を続けてしまうと、借金が増えるだけでなく、精神的にも、どんどん苦しくなって追い詰められていくので、注意が必要です。
欲望のコントロールが苦手
借金を繰り返す人は、欲望をコントロールするのが苦手です。
もっと分かりやすく言うと、我慢をすることができません。
例えば、物欲が強い人は、欲しいものがあったら、それを手にしないと気が済まなくなってきます。
これは、一般的に浪費癖とか、買い物依存症とも言われています。
世の中には、そういった人たちの心理を利用して、クレジットカードのリボ払いを勧めて来る業者がたくさんあります。
欲望をコントールできない人は、すぐに引っかかって、リボ払い地獄にハマってしまいます。
そして、高い手数料のせいで、残高が全然減らない中、半永久的に返済を続けることになるのです。
また、男性であれば、性欲が我慢できずに、キャバクラや風俗に通い詰めてお金を失ってしまう方もいらっしゃいます。
いったん、こういった物欲や性欲がコントロールできない状況に陥ると、借金もどんどん膨らんでいくのは火を見るより明らかです。
ギャンブル好き
これも欲望の一種となりますが、パチンコや競馬など、ギャンブルが好きな人は、借金を繰り返すリスクが非常に高いです。
ギャンブルには中毒性がありますし、負けた時に失うお金の単位も大きいので、ハマってしまうと、雪だるま式に借金が膨らんでいきます。
厚生労働省が行ったギャンブル依存症の理解と相談支援の視点という調査によると、ギャンブル依存症の疑いがある人は、約320万人に上ると言われています。
ギャンブルで負けた時、損した苦しみをグッと我慢して、スパッとやめることができれば、それに越したことはありません。
ただ、ギャンブルから抜け出せない人は、「あと、○○円だけ」「あと一回だけ」という言いながら、また負けるパターンが何度も繰り返される訳です。
特にギャンブル依存症になってしまうと、自力で乗り越えるのが難しくもなってきますから、そういった時はカウンセリングを受ける必要が出てくる場合もあります。
お金を借りることに後ろめたさ感じない
借金を借りた際、そこで、恐怖や不安を感じる方が一般的には多いです。
そういった感情が働くと、その気持ちがブレーキになって、借金する力が自然に抑制されます。
これは、人間の体には神経があるので、痛みなどを感じるものからは避けるよう本能的に動くようになることと似ていますよね。
しかし、その一方で、借金をすることに恐れを感じないという方もいらっしゃいます。
この中には、最初は不安を感じていたけれども、段々とその感覚が麻痺してきた人も含まれます。
そういった状態になってしまうと、目に見えないストッパーが外れて、歯止めなく借金を繰り返してしまう可能性が高くなるのです。
計画性がない
お金をうまく管理していくためには計画性のスキルが必要となります。
貯金を増やす場合も、借金を減らす場合も、計画を立てて、それを実行していくことが大切になってくるからです。
ただ、中には、計画を立てても、それをうまく実行できない方がいらっしゃいます。
世の中には「計画は破られるためにある」という格言もありますが、それでも普通の人は、第二、第三の計画を立てて対応していくものです。
しかし、計画性のない人は、最初の計画が跡形もなく崩れて、借金を減らすつもりが、逆に増えてしまうことが、頻繁に行ってしまうのです。
お金があったら使ってしまう
これは、計画性がないこととも関連していますが、お金があると、ついつい使ってしまうタイプの方がいらっしゃいます。
そういった方の中には、給料が入ると、気持ちが大きくなって、ついつい欲しい物や食べたい物にお金を使ってしまい、次の給料の直前に節約をしまくるパターンにハマってしまう人が多いですよね。
ただ、そういう生活をしていると、いくらお金を稼いでも、それに合わせて生活水準も上げてしまうので、貯金をすることは、ほぼ不可能です。
さらに、いざという時の出費に対応できないため、借金が増えやすくなってしまいます。
真面目すぎる
真面目な人は借金を繰り返しやすいと聞くと意外に思う方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、実は、真面目な人は借金を抱えやすいのです。
真面目な人は、お金に困った時、親や家族に心配をかけたくないと思って、わざわざ金利が高い消費者金融からお金を借りたりしてしまいます。
そして、返済が難しくなると他社からお金を借りてでも返済をしようとするため、多重債務者にもなりやすくなります。
さらに、周りに迷惑をかけたくないあまりに自分を追い詰めて、うつ病になってしまい、借金に歯止めがかからなくなってしまうケースもあるのです。
相談できる人がいない
借金をついつい増やしてしまう方の中には、周りに相談できる人がいないことが多いです。
これは、先ほどの真面目な人の話にも通じるところがあります。
配偶者や親、あるいは友人に相談をすれば、いろいろとサポートをしてもらえることもあるでしょう。
しかし、借金のことを打ち明けると、怒られたり、嫌われたりしないだろうかと不安になって、躊躇してしまう方がいらっしゃるのも事実です。
ただ、一人で悩みを抱え込んでしまうと、なかなか解決策を見つけることができなくなってしまうので、借金はますます増えやすくなります。
嘘つき
借金を繰り返す人の中には嘘つきも多いです。
自分が借金をしていることが、同僚や家族にバレることが嫌で、嘘をつくという感じです。
借金のことを正直に話せば、そこから、どうすれば借金問題を解決できるかという話に発展していくのですが、嘘をつくと、そこで話が止まってしまいます。
嘘をつく本人は、自分のプライドを守りたいとか、相手との関係を壊したくないとか、それなりの理由を一応考えてはいます。
しかし、そうやって嘘をつき続けてると借金を繰り返す結果になってしまうのです。
自分の非を認められない(すぐ正当化する)
借金を繰り返す人は、反省をすることができません。
普通は、借金が増えてしまうと、「ああいったお金の使い方がまずかったから、今後は改めよう」という気持ちが働くのですが、借金を繰り返す人は、その思考プロセスができません。
必ず「あの時は、しょうがなかった」と自己弁護をして、自分を正当化していきます。
つまり、自分の非を認めることができない訳ですが、そういった人は、必ず同じ失敗を繰り返します。
そもそも借金が増えてしまったこと自体に罪悪感を持っていないとも言えますね。
借金を繰り返す人がやるべきこととは?
では、借金を繰り返す癖がある人は、どういった対策を取っていけば良いのでしょうか。
自分の弱点を知った上で対策する
まずは、なぜ、自分は借金を繰り返してしまうのか、この記事で紹介している特徴を見ながら、何が原因なのか、冷静にチェックしてみることが大切です。
借金を繰り返してしまうということは、他の人と違った特徴をあなたが持っている可能性が非常に高いからです。
自分が該当する特徴が分かってくれば、それに見合った対策をしていけば、借金を繰り返す生活から脱出できる道が見えてきます。
具体的には以下のような対策をしていきましょう。
自分の弱点 | 対策 |
---|---|
見栄を張ってしまう | ありのままの自分を大切にする 人の目を気にしない 見栄を張らなくてはいけない人とは付き合わない |
欲望がコントロールできない | 危ないものには近づかない 他のことに意識を向ける スマホアプリのパチンコ、パスチロ、競馬ゲームで気持ちを満たす |
ギャンブル好き | 他に打ち込めることを探す カウンセリングを受ける 自助会に参加する |
お金を借りる感覚が麻痺 | クレジットカードを使わないようにする 貸付自粛制度を利用する |
計画性がない | 家計簿に挑戦したり、アプリを活用したりする |
お金があったら使ってしまう | 家計簿を作る 先取り貯蓄をする |
真面目すぎる | 周りの人に頼ることも必要なことを自覚する |
相談できる人がいない | 思い切って家族に相談する 人に頼ることを覚える |
嘘つき | 家族や夫婦で隠しごとをしないと決める |
自分の非を認めない | しっかり反省して、行動を改善する努力をしていく |
このように借金を繰り返す自分から脱却するには、まず己を知ることがその第一歩になるのです。
経済状況を把握した上で対策をしていく
自分の思考や行動のパターンを把握することも大切ですが、それと同時にあなたの経済状況を把握することも大切です。
- 一ヶ月の収入はいくらか
- 一ヶ月の支出はいくらか
- 現在の借金はトータルでいくらか
- 毎月支払える返済額はいくらか
- 今のペースで払えればどれくらいで返済できるか
- 今のペースで返済した場合、利息をどれくらい支払うことになるか
今のお金を取り巻く環境を冷静に分析して、その上で、効果的な対処法を考えていきましょう。
収入が少ないのであれば、副業などを検討してみる必要がありますし、支出が多すぎる場合は、家計を圧迫している原因を分析して削れるものがないか考えてみましょう。
また、金利が高くて利息の支払いがきつい場合は、借り換えを検討してみるのも一つの方法かもしれません。
法律の専門家の力を借りる
その上で、もし、返済がキツイ場合は、法律の専門家に相談をして債務整理を行うのも一つの方法です。
債務整理には、任意整理、個人再生、自己破産の手続きがありますが、いずれも合法的な手続きで、借金を確実に減らすことが可能です。
あなたに合った借金問題の解決法は以下のサービスを使えば簡単に診断してもらうことができます。
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また、債務整理を行うと、その記録が信用情報機関に約5年~10年、登録されて、その期間は新たな借金ができなくなるというデメリットがあります。
しかし、借金を繰り返す習慣がある方にとって、お金を借りられない期間は、借金癖を断ち切る絶好の機会になるので、その期間を前向きに利用していくのも良いでしょう。