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借金をする人はクズなのでしょうか。
あなた自身が、借金まみれなになってしまった場合、ふとそういった気持ちが頭をよぎるかもしれません。
ただ、実際のところは、もう少し掘り下げて考えていく必要があります。
ここでは、借金をする人の中でクズだと思われてしまうケース、そしてクズ認定されないための対処法についてお伝えしていきます。
目次
借金をする人はクズなのか?
借金をする人自体がクズではない
実際、借金をしてしまうと、それだけで「自分はクズなのではないか」と思う方がいらっしゃるかもしれません。
確かに、借金があると、セルフイメージが下がってしまうため、自分のことを卑下してしまいがちです。
ただ、借金があるという事実だけで、一緒くたにクズだと判断はするべきではありません。
例えば、以下のような理由で借金をしてしまった人は、決してクズだと言うことはできないでしょう。
- 病気や怪我をして、治療費が掛かってしまった
- 親にお金がないので奨学金という借金を抱えた
- 収入が低いのでやむを得ずお金を借りた
- 会社でリストラに遭ってしまった
なぜなら、いくら真面目にがんばっていても、このような事態は誰にでも起こり得ることだからです。
ましてや、そういった過酷な現実の中で、必死に返済をがんばっている人をクズだと批判することは決してできないのです。
ギャンブルや買い物依存症で借金をする人はクズ?
しかし、その一方で、借金をする理由が、
- パチンコなどのギャンブルにハマってしまっている
- 課金のゲームがやめられない
- 買い物依存症になってしまっている
- 見栄を張って、お金を使いすぎてしまう
というものだと、雲行きがちょっと怪しくなってしまうところがあるかもしれません。
このような状況に陥ると、普通に生活をしていれば、使う必要がなかったお金を使い込んでしまいますからね。
ただ、このような場合でも、自らの課題を自覚して、何とかしようと取り組んでいようとするのであれば、クズではないと私は考えます。
借金をする人の中のクズとは?
では、借金をする人の中で、どういった人がクズだと言えるのでしょうか。
借金癖を治そうとしない人
先ほど、借金をする人には、やむを得ない事情があったりするので、必ずしもクズだとは言えないとお伝えしました。
しかし、そういった現実問題を直視しようとせず、借金癖になっている状況を改善しようともしない人は、クズだと言われても仕方がありません。
例えば、ギャンブルや買い物でお金を使い過ぎてしまった後、そこで自分自身の課題を自覚して、その状態を何とか改善していこうと思うのであれば、まだ救いようがあります。
ただ、改善をする気持ちがなく、場合によっては借金を隠したりして、借金を増やし続けてしまう人はクズだと思われてしまう可能性が高いです。
なぜなら、反省をすることもなく、借金を繰り返し続けると、本人だけでなく、周りの家族も苦しむことになってしまうからです。
友人・知人・家族にお金を無心する人
借金をする人の中には、友人、知人、あるいは家族に対してお金を無心するという方がいらっしゃいます。
ただ、そういった身近な人たちに対して、お金を無心するとクズだと思われやすくなります。
そういった人は、周りの人を大切に思うのではなく、ただ単に利用しようとしているだけだと思われやすくなるからです。
お金を無心する人は、人間関係で、最も大切な信頼を失ってしまうので気をつけてください。
返す気がないのに借金をする人
借金をする人の中には、借金を返す気がないのに、お金を借りるという人がいます。
そういった人は、ハッキリ言ってクズです。
というか、もし、そのことが明らかになった場合は、刑法第246条に基づいて詐欺罪が適用されます。
人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。 前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。
通常、借金問題でトラブルに発展した場合は、民事での裁判になるケースがほとんどです。
しかし、返す気がないのに借金をするケースでは、詐欺とし扱われ、刑務所に行く場合もあります。
つまり、法的にもクズであると断定されるワケです。
借金の返済から逃げる人
増えてしまった借金に対して、返済することを諦め、借金を踏み倒そうと考える方が中にはいらっしゃいます。
ただ、借金の返済から逃げて、無視を続けていると、ブラックリスト状態になり、新たな借金ができなくなります。
クレジットカードを作れなくなり、ローンを組むこともできなくなります。
また、債権者の対応によっては、裁判で訴えられ、最悪は、給料や財産が差し押さえに遭う場合があります。
あと、中には、夜逃げをすることを考える方もいらっしゃいます。
しかし、夜逃げをすると、債権者からの追跡を防ぐため、住民票が抹消されてしまうリスクが発生します。
>>夜逃げしたら住民票が抹消される!?そうなった場合の対処法
裁判を起こされたり、差し押さえにあったり、あるいは住民票が抹消されたりしてしまうことは社会的にクズ扱いされていることと何ら変わりがありません。
借金をしてもクズにはならないために
では、借金をする人がクズにならないため、あるいはクズと思われないためにはどうすれば良いのでしょうか。
家族・友人・知人からの借金は避ける
家族・友人・知人、あるいは会社の同僚からお金を借りる場合、ほとんど場合は、無利子で借りられるというメリットがあります。
また、相手が同意してくれれば、すぐにお金を借りることができるので、ついついそういったルートを頼りにしてしまう方もいらっしゃいます。
ただ、先ほどもお伝えしたように、身近な人からお金を借りると、信頼を失い、クズだと思われるリスクが高まります。
ですから、お金を借りる必要が生じた場合は、できるだけ消費者金融や銀行など、民間の金融業者からお金を借りるようにしすることをおすすめいたします。
もちろん、その場合は、金利が発生するため、返済の際には、利息分を追加して払う必要があります。
ただ、消費者金融や銀行も、お金を貸すことはビジネスとして行っているので、普通に利用している分には、クズだと言われる筋合いはなくなるのです。
無理な借り入れはしない
お金を借りる場合は、あくまでも返済計画を立てて、いつまでに返済をするかを決めて、借りることが大前提です。
きちんと返す当てがないのに無計画にお金を借りてしまうと、そのまま借金がズルズルと増え続ける結果にもなりかねません。
そして、最終的には借金を返せず、踏み倒しをしようかと考えてしまうケースもあるので、注意が必要です。
返済の期日は守る
家族や友人からお金を借りた場合、約束の日までにお金を返すことが非常に大切です。
また、それと同様に消費者金融や銀行からお金を借りた場合は、返済期日をきちんと守ることが重要となってきます。
返済期日を守れないと、消費者金融や銀行は、取り立てを行われなければならなくなり、最悪の場合は、裁判沙汰に発展してしまいます。
そうすると、大きな迷惑が掛かって、クズ扱いされてしまうので、最初の段階で、返済期日はきっちり守るようにしていきましょう。
債務整理で合法的に解決する
しかし、それでも、中には、借金をどうしても返せないケースがでてきます。
ただ、その場合も借金から逃げて、督促の連絡を無視し続けてしまうと、クズ認定されてしまいます。
ですから、そういった場合は、早めに弁護士や司法書士に連絡して、債務整理を行い、借金問題を解決されることをおすすめいたします。
債務整理には、大きく分けて、任意整理、個人再生、自己破産の3種類があります。
借金を返せなくなったからといって債務整理をするのはクズだと批判する人がいるかもしれません。
しかし、債務整理は、国が認めている合法的な借金の減額方法です。
借金をどうしても返済できない人でも、生活を立て直して、再出発ができるように行われる措置なので、決して引け目を感じる必要はないのです。
逆に借金を放置していると、もっといろいろな形で、たくさんの人達に迷惑をかけてしまう可能性があるので、早めに借金を減らすための無料診断を受けてみることをおすすめいたします。
>>借金をどれだけ減らせるか調べてみる【借金減額シミュレーター】
まとめ
何度も言いますが、借金をする人自体はクズでありません。
ただ、借金を作ってしまった原因に対して無頓着であったり、借金の返済に対して無責任になってしまった場合は、クズだと思われてしまうリスクが高くなってしまいます。
ですから、まずは、借金が増えてしまった原因を真摯に受け止め、改善に心がけ、返済期日は守るようにしてください。
そして、どうしても借金の返済が難しい場合は、弁護士や司法書士に相談していく中で、後ろ指を指されない生き方をしていきましょう。